風が強い。黄砂が吹き荒れている。
こんな日はなんだかドギマギして落ち着かない。
そんななか今日は、用事のついでに、新宿コニカミノルタプラザで田中泯さんのダンスを鑑賞した。
こうしたパフォーマンスをみるのは初めてだが、泯さんの振る舞いは、まさに「地を這う前衛」。小さな会場は一瞬で異様な空気に包まれた。ふふ、これぞ究極のKYだ!
泯さんには「前衛」と「笑い」の関係をどう考えているか訊いてみたい気がした。
約30分の舞踏をうかがいながら、私たちはもっと身も心も自由に解放していいんだと思った。
風のせいか舞のせいか、今夜はまだ胸騒ぎがおさまらない。