2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

儚く狂おしい世界

今日は渋谷で、待ちに待った映画ヘンリーダーガーの「非現実の王国で」を観た。 東京はちょうど桜が見ごろで、どこもかしこも美しく咲き乱れていたが、映画のなかのダーガーも、そして彼の絵画も同じく咲き乱れていた。 やっぱり彼の絵には人を惹きつける力…

封じ手の妙

先週、書き込む予定だった文章が、いろんな事情で今週にまでずれ込んでしまった。「いや〜どうも、すいません(ポリポリ)」(って、ちょっと古いかな?) 前回はアフォーダンスに関わって、イチローの身体感覚に触れたと思う。 そこでと言うわけでもないが…

あちらこちら命がけ

昨日はずーっと前から準備を進めてきた研究会があり、いちにち早稲田で過ごした。 ゲストのアンナさんは、お茶目で綺麗だった。講演も面白かった。 やっぱり大変だけど、こうやってみんなでワイワイガヤガヤやると、いろんな発見があって楽しいね。 昨日はご…

「環境」に「型」を見出す

昨日は「自由学校」に託し、恥ずかしながら、ひそやかな夢を告白したが、今週は北川達夫『図解 フィンランド・メソッド入門』(経済界)を読んだ。 朝日新聞の書評欄などにとりあげられ、話題を呼んでいる本だ。 私も東京丸の内の丸善本店で平積みにされてい…

ひそかな夢

今日は、同僚に教えられ、パルク自由学校の春祭りをのぞいて見た。 結構、女性もいて、賑やかな雰囲気だった。 学校って、本来こうあるべきなんだろう。 みんな生き生きしている。 見ず知らずの者が集まって、ともに学び、ともに語り、ともに活動する。 代表…

ユビキタスの未来

きのうも一昨日に引き続いて東京に出た。 神保町の学士会館で行われた「図書街シンポジウム2008」に参加するためだ。 松岡正剛をはじめ、慶應の安西塾長、金子郁容、法政の田中優子、建築家の内藤廣など錚々たるメンバーが集ったのだが、当日のテーマであっ…

本と本棚のキャラクター

さすがに今回は更新が遅れてしまった。 きのう朝までかかって原稿は書いたんだけど、一日に2件の原稿をアップする仕方がわからず、日付が変わってしまった。 春は別れの季節。この3月になると、「卒業する先輩に色紙を贈りたいんで、先生も何か一言書いて下…

日本の行く末

今日は研究会の仕事があって、朝から東京に出掛けた。 ところが、待ち合わせの早○田大学に来て愕然とした。 ひ、ひ、人がいない!? 正門は門扉が閉じられ、学生の姿が見えない。 たしかに日曜とは言え、たしかに春休みとは言え、しかしこれはいくらなんでも…

あえてミクロを固持する

知らない間にNHKで私の映像が流れたらしい。たまたまテレビを見ていた義母が興奮気味に教えてくれた。いや知らなかったのではなく、単に私が忘れていただけだ。 録画していた同僚からテープを借りて、後から見た。 しかしビデオやテープに録った自分の声…