2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

花に水をやろう

悲しいことにまたひとり、教え子が星へと帰って行った。 今はたくさんの花に囲まれ、それらに水をやっている頃だろうか。 今週はそんな悲しみに暮れながら、サン=テグジュペリの“Le Petit Prince”を読んだ。 日本では『星の王子さま』と言う。うまいタイトル…

ターナーのやぶにらみ

「馬鹿野郎」だの「間抜け」だの「頓直」だの、ケンカを売っているような「悪態」が口から威勢よくポンポン飛び出せば、さぞかしストレスを感じなくて済むだろう。 「陰口」はたたくが、面と向かって「悪口」をぶつける人は、今はあまりいないだろう。 この…

パラパラ読書

今週はある訓練のためにアイリーン・トリンブル/メアリー・オーリン作『ルイスと未来泥棒』(偕成社)を読んだ。ディズニー・アニメの小説版だ。 今日はたまたま日曜で、多少時間もあったからTSUTAYAでDVDも借りてきて、息子と一緒に映画の方も鑑賞した。 …

「遊び」の精神

今週はある必要に迫られて、鳥山石燕『画図百鬼夜行全画集』(角川ソフィア文庫)とハラルト・シュテュンプケ『鼻行類 新しく発見された哺乳類の構造と生活』(平凡社ライブラリー)を読んだ。 どちらも有名な本なので、すでにご存知の方は、こうして両書を…

ハイ、ち〜ず!

今週も前回に引き続いて「ヴィジュアル系で行こう!」と思い、荒木経惟の『天才アラーキーの写真ノ方法』(集英社新書)を読んで準備を進めていたのだが、勤務校でゴタゴタが発生し、かなりのドタバタ喜劇を演じているうちに、随分と更新が遅れてしまった。 …