世話のかかる奴
久しぶりに家族でピクニックに行った。
しかし今日は暑かった。初夏を通りこして真夏の陽気だった。あじさいの横でひまわりが咲いていた。
九州ではもう梅雨明けしたらしい。関東も間近ではないのか。
写真はこのあいだ6,000円ぐらいで買ったVISTAQUEST(VQ1005)で撮影したもの。このカメラ、重さわずか500gの超小型ながら、なかなかきれいに味わいのある写真が撮れる。
が、しかし決してこちらの思惑通りには撮れない。
たとえ同じ場所を同じように撮っても同じようには写らない。連続でシャッターを切っても、不思議なことに同じ景色にならない。
だいたいファインダーをのぞき込んでちゃんと撮っても、顔が半分切れていたりする。また全然違うところに焦点があっていて肝心の被写体がぼけていたり、光の加減がまるっきり変わっていたりもする。
しかもデジカメなのにその場で確認できない。家に帰ってパソコンに取りり込むまでどんな写真が撮れているか、わからないのだ。いやいや愛用者によると、カウントだけは進むが、全然撮れていないこともあるらしい。
ドキドキハラハラの超アナログカメラなのである。まったく世話のかかる奴なのだ。
でもこれが欲しくてたまらなかった。この不便な感じがいい。愛着がわく。
そうだ、世のなか便利になりすぎているのだ。これからはアナログでいこう!
ところで先日のブログはちょっと言い過ぎたかな?(と、今頃になって、反省している。)
教え子たちも自身がVISTAQUESTのようになって、こちらが思ってもいなかった景色を写し出してくれるといいんだが……。
そのためにも教育システムがもう一度アナログというか、原点にもどった方がいいんだろうな。
いや〜それにしても今日は暑かった。日焼けで腕や顔がヒリヒリするよ。