グリーナウェイ、最新作
用事があったついでに、今日は新宿高島屋タイムズスクエアでピーター・グリーナウェイの最新作「レンブラントの夜警」を観た。
途中、ジワッと涙が浮かんだ。
グリーナウェイの映像には、いつも美しいものと同時に、醜いもの、おぞましいもの、卑猥なものが写りこむ。
それを今回はレンブラントの絵に覗き込もうと言うのだから、本編は必然メタフィクショナルに、こちらの頭はグルグルと混乱することになる。
でもそうだよな、それが本当だよな。
今の世の中、きれいなものばかり見ようとし過ぎちゃいないか。
私たちは、手にしたものをたまにはひっぺがえさないとね。
ここんとこ、自宅のパソコン・ネットワークが風邪をひいているので、帰りの高速バスから本日の日記を送ることにした。
さぁ帰ってから、もう一度、余韻を楽しもう。
では、おやすみ。